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覚え書き  [医療環境]

なんのことはない覚え書き です。

昨日6日月曜日もディサービスの日、
朝、間に合うように行くと、丁度エレベーターの前に居るあやちゃん。
「どうしたの?」と聞くと
「S病院に行くの」と応える。

S病院には2日の水曜日に行ったばかり。

あやちゃんの欲しいハルシオンは貰って来たばかりだ。
それを説明して、とにかく、ディサービスの人が迎えに来るから、
戻ろうと言って、部屋に連れて帰る。


頭が下がっているから、叱られて、しょぼんとした子どものようになっている。


あやちゃんを見ていると、
1時間ないし、30分、暇さえあれば、
ハルシオンがあるかないかの確認をしている。
あるとほっとするが、しばらくすると、また探して薬袋の中身を確認して、安心する。
1日に何回も繰り返されるのを黙って見ている。

なんで、その薬が見当たらなくなったかというと。

5日、日曜日に電話があった。

玄関の電球が切れたから、取り替えてほしいと。

丁度、ダンナも居たし、
一緒に行って、残り物だけど、野菜の煮物を持って行って、
お昼を一緒に食べようとなった。

その時に普段、薬やハンカチ、化粧道具・・・
時にはなぜか靴下やパンツも^^;
ダイニングの椅子を、自分の身の周りに引き寄せて台代わりに置いてある。

ダンナも行くと言ったので、
その椅子の上のモノを片付けて、・・・そして、分からなくなったようだ。


あやちゃんがディサービスから帰る時間は、夕方4時なのだけど、
送り出した後に洗濯をして、雨は降らなそうだったので、
窓を開けて、空気の入れ替えをして帰宅。

その後、ちょっと遠くに買い物に出かけて、
戻ったのが丁度そんな時間。
暑い日でした。
また、自転車をこいで、あやちゃんの家まで行く元気がなかったので、
電話をして、洗濯物を取り込み窓を閉めるようにと。


以下は先週の覚書き。

1日は紹介状を書いてもらった市立病院へ。
古い病院なので、野戦病院のようだが、最新の機器は揃っている・・・らしい。
とにかく、混んでいる。駐車場へ入れるのも待ち状態。
予約を入れたのに、待たされる。

神経内科の医師は若いけれど、しっかり話を聞いてくれた。
電子カルテというのらしく、症状の要点をまとめて医師自身が入力するのだけど、
SEのようにはいかないので、結構時間がかかる。

「先生、入力苦手ですか? 私の方が早いです」状態。
・・・言わないですけどね。


結局、MRIを撮ってから半年以上も経つし、
再度、MRIを撮ってみましょうとなった。
それもまた、別の日。
10日、金曜日10時に予約を入れて、帰ってくる。

あやちゃんのマンションは駅前なので、車を止めておくことができない。
一旦、降ろして、私は自転車で再度行く。

用事はまとめてしたい。

美容院に行くかと聞いたところ、行く気にになったので、午後から美容院に。


美容院選びも苦心した。
去年の10月に行きつけの美容院に行こうとして、
場所が分からず、転倒。
歩いて、私の足なら7~8分という所だが、
あやちゃんはもう、そこまでは歩けない。
場所もわからない。

近くで、半径500メートル以内で、いい所がないか探した。
あまり若い子ばかりの店で音楽がガンガン鳴っているところは避けたい。

願わくば、昔ながらのパーマ屋さん的な店がいい・・・
チェーン店ではなく、家族経営な・・・
ぴったりの店があったので、1度連れて行き、
染めて、カットしたのだが、
なんとなく、雑然として落ち着かない店、
とにかく、店なのに、とっ散らかっているのだ。
タオルもとっくに乾いていえうであろうが、見えるところに干しっぱなし。
昔っからの地元の人か、水商売の人しか来ないようなところだった。
けれど、値段はそれなり。

なので、あやちゃんもいまいち気に入らなくて、
私もここまで落さなくてもね~~と思った。

その後、私が先駆者となって行って気に入った店があったので、そこへ連れて行った。


あやちゃんが行っている間の2時間で、
洗濯・掃除をする。2時間はあっと言う間。

美容師さんも親切で優しいし、
あやちゃんも気に入ったようなので、そこに決めることにした。
あんまり頭を洗うのがイヤなら、
毎度、そこでシャンプーでもいいかもとさえ思った。


5日に久々にあやちゃんに会ったダンナは、
「明らかに変わっているよ、よくなっていると思うよ」と言う。

そうなのか? どこが? と聞くと、
取り替えた電球が本来60Wがついていたところ、
買いに行くと60Wが切れていて、100Wにした。
取り替えてしばしすると、
「なんだか明るくなったわね」とあやちゃんが言った。

「それって凄くない?」と言うのだ。

あやちゃんにとって、私のダンナややすちゃんのダンナは、
一応、身内でも血の繋がった濃い身内ではない的な存在のようで、
話をする時は、何気に敬語になっている。
そして、そこそこ緊張もするようだ。

時々、そんな状況になるのもいいと思う。

ダンナがいい方向にいっている・・・という言葉は、
マイナスにしか見ない私の少しの支えにはなった。
・・・かも。

 


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コメント 2

toro

youさん!
鍵コメントを読んで飛んできました。
……私が思っていたより、お母様…大変なご様子。
ごめんなさい、ショックです。
ゼッタイ、ゼッタイ、一人で抱え込んではダメですよ、これは。
人の手を借りましょう。すっ飛んでいってお手伝いしたいくらいです。
夫の遠い親戚のおばさんの介護をしましたが、その人が認知症に
なり始めたくらいの症状にそっくりなんですよ……。
いや、そんなことより、とりあえず、ここで愚痴をこぼして発散させて。
のめりこんでしまうと、あるときに燃え尽きてしまうんでね。
自分を犠牲にしちゃだめです。ホントに。
何かうまい方法はないかなあ。……う~ん、また来ます^^/
by toro (2007-08-09 09:55) 

you

*toroさま*
よく来てくださいました。
介護を舐めていたようです。特に認知症を。

お風呂と着替えと薬。
その3つ以外は、とんちんかんであってもなかなか可愛かったりしますので、
特に苦はないのです。
幸い、ケアマネさんもディの方々もみんな優しく、親身だし。
ディサービスは、週2日と半日、通っています。
それだけでも進歩だぜと思っています。

たぶん、現状だと他人の家事援助は無理だと思われます。

認知症の親とどう付き合うか・・・
人生初の私の課題なんだなと思っています。
何度も私1人が母のところへ行くという同居も考えたのですが・・・
今はあの母は変わらないと思い、助けてもらいながら、
見守っている状況です。

そういう意味では、ケアマネさんも「親は親の人生」
「私は私の人生」を生きないとならないと諭したり、慰めたりもしてくれて、
そういう考え方でもいいのかな?と罪悪感が薄れてはきています。
その辺は、また記事にでも。
by you (2007-08-09 13:36) 

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