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あやちゃん、やすちゃんにこぼすの巻 [奇行・笑行]

 

ここ数日、本当にいろんなことをやってくれるもんだから、
つい、私も言い過ぎるのだろう。。。

春なのかな? あやちゃんの奇行もむくむくと芽を出したのだろうか?
緩やかだけど、進行しているのだろうか?


きっと今、いろんな意味で中途半端なんだと思うのだ、
まだらボケで、正気な一瞬とボケて2~3分前のことさえも忘れる状態。
その具合が、複雑に絡み合い混ざっている。


きちんと筋道をたて、メモに書いて残しておくと
理解できるときもあるし、
できないときもあるし・・・・
「ど~せ言っても無駄なんだから!」と思うこともあるし、
説明するのは、とっても面倒だけど、
それでも、私は親として、人として尊重しているから
なるべくきちんと説明をしたい。

それと同時に、やってはいけないことも、きっちり説明したいし。

すると、冷静に!とは思っても、感情的になっちまうこともある。
ここ数日、その怒り的説明が多かった。。。確かに認める。
特に、他人にお金を借りるなど。。。しゃんとしていた時のあやちゃんが、
最もイヤがっていたことで、
私も何度も何度も言い聞かされ、骨の髄まで沁みこんでいる我が家の掟なのだ。


怒りの前に嬉しいことだって、いいことだってあったんだ。

最近、嬉しかったことは、
火曜日の朝・・・頻尿の薬と今まで飲んでいる導入剤三種混合薬袋が、
病院も違えば、処方の日も違うので、数が合わないので、
導入剤が火曜日で切れてしまうように見えるが、
残り1週間分は、別のとこにしまってある。

で、「導入剤がないの~」と電話がかかってきた。

なので、「大丈夫、薬が混ざってもいけないから、
ちゃ~んとしまってあるから」

「その袋のがなくなっても水曜日の夜には、きちんと用意できるから、
安心して、決して買いに行かないで!」

と伝えた。
その後にも同じことで念押しした。
「困ったら、行動する前に、先ず電話して!」
その願いがやっと、やっと通じたんだと思ったし、
買いに行くこともなかった。


それが1つ、そして、2つ目。
泌尿器科に行く、水曜日の朝・・・
8時半に行った時に、あやちゃんは、一人で採尿し私を待っていた。


凄いわ~~~! 凄い! 感動した。

きっと私がついていないとできないだろうからと、
早目に行って、私なりに段取りを組んでいた。
病院予約は11時半だから、
次はそれまでに、膀胱に尿を溜めないといけない!


思いがけず、スムーズにことが運び・・・少し余裕ができた。
外はいい天気!
午後はお風呂に入れる予定だったので、
ベッド周りの寝具を干して、洗濯しよう! と思った。


ただ、あやちゃんの病院予約の前から、
私は自分の歯医者の予約を入れていた。

なので9時半には一旦、外に出ないとならない!

時間がない! さっさと洗い、干さないと!

ご機嫌で洗濯をし、可能な限りのスペースに干した。
でも、干すスペース不足なので、他の洗濯物は、最初のが乾き次第・・・
第2陣だな~と思い、
歯医者へ行くのに家を空けた。

そして、帰って


  びっくらこいた~ びっくらこいた~♪ だった。


折角干したばかりのベッドパットや布団、
生乾きの寝具が・・・部屋に取り入れられていた。

また、とんちんかんだよぅ!

時間ないし、お日様との時間勝負なのに・・・
イライラは頂点に達した!

なんで、余計なことするんだよ~~。

もう・・・泣きたいよ~。

洗濯機に愚痴をこぼした。

普段は椅子に座って、ぼ~っとしているだけなのに、
なんで、急にそんなことをやりだして、行動しよう!と思うんだよ~。

それも、予想外な人の嫌がることをさ~。

病院の予約時間は迫るし・・・
ぷりぷりしながら、また、干した。


ぷりぷりしながら、病院へ連れて行く・・・

午後、やすちゃんがお昼のご飯の差し入れや、
土産を持って来てくれた。

私がいない時に、やすちゃんに
「この頃、youったら、ガミガミ言って、うるさいの。
 だから、私はいつも黙ってしまうの」
とこぼしたらしい。それをやすちゃんが伝えてくれた。


確かにそうだった。土曜日から、そんなこと続きだったから。


あやちゃんだって、誰かにこぼして、愚痴って、
なにかもやもやを発散させたいよね。

自分では良い!と思うことをしているのに、
一方的に怒られてしまうって・・・
あやちゃんの立場からすれば理不尽極まりない!

もちろん、私だって、そのことを理解していないわけではないし・・・
できるだけ、笑って見守りたい! ってそう思っているんけど、
そうは問屋がおろさないことをしでかしてしまうから・・・

なので、やすちゃんは2人の長姉を引き合いに出して・・・
「北海道の姉のところはMちゃんと言い争いになるらしいわよ。
 思ったことをためないで、
 あやちゃんもYOUと言い合う位になればいい」と言ったそうだ。

だって、そういう気の強いあやちゃんだったんだよ。


そして・・・思う。

ここに私の兄弟かなんかの嫁的な第三者がいたら、
「ま~、お姉さんったら、ひどいわ!
 お義母さま、お気の毒~」とか・・・
そんな風に話がややこしくなるんだろうな~と。

なので、そうではない環境に少しほっとしている。

やすちゃんには、あやちゃんの愚痴を聞くだけでもいいから、
時々来て、話し相手にほしいと伝えた。

生活をみるということは・・・憎まれ役になるんだ・・・
そういうことなんだなと思った。
なんと言われても、平気とは言えないが、しょうがない。


趣味の会の友達とさっき話しをしたばかりだけど、
おしっこの紙を捨てないのは、同じだった。
とうとう、実母を施設に入れることにしたと言う。

徘徊が始まって、いろんな人に迷惑をかけ始めたということだった。

それもしかたあるまい。


コメント(5) 
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コメント 5

従者

分かってはいても、どうしても「何でっ!?」て思いますよね・・・。
そこにいるあやちゃんは、昔ちゃんとしてたあやちゃんその人なんだもん。
人間だし親子だし、時間もあるし、きつい言い方にもなってしまいますよね。
そういう状態を受け入れるのも必要だとは思うんですが
youさんがストレスをためないようにして下さいね・・・。
洗濯物のとんちんかん、困るんだけど、何だかわかるような気がするなぁ。
「いつも通り」、これがあやちゃんにとって大事なことでしょ。
そうしたら、「洗って干して、気持ちいい」よりも、
お布団や寝具がいつもの場所にあることの方が大事だったりするんじゃないのかなぁ。。。

やすちゃんがそばにいてくれて、本当にありがたいですね。
by 従者 (2008-04-24 21:44) 

toro

娘というのは憎まれ役にならざるをえないというところがありますよねー。
決断しなくてはいけないのも娘だし…。私も母にはずいぶんと憎まれ口を
聞いたし、叩かれたし。思いがすれ違ってしまうことも多々ありました。
ま~うちの場合はボケがなかったんで、説明すれば理解してくれたので
それは助かりましたけれど…。
夫の家族の間でも憎まれ役ですよ~(笑)
私がヒールでいれば、義兄嫁さんが安泰なものでねえ~^^;
聞いてくれる叔母さまがいらっしゃるだけでも、お母様は大丈夫なんじゃない
かな~。
最終的に信用できるのも娘だから、憎まれても、ね…と思いますよー。
by toro (2008-04-25 08:57) 

you

*従者さま*
今、介護の本を読んでおります。
介護者へのメンタルな部分の救済本なんだけど・・・
ストレスは貯めない! 吐き出す・・・
そういう意味では、このblogは私の毒の吐き捨て場のような役目も担ってくれています。
blogでストレス解消! でもあるんだね~。

もちろん笑顔で介護!は目標なんだけど・・・
そう上手くもいかないもんだって感じですね。

なんでまだ、乾いていないのに入れちゃうんだろうね?
聞くこと=問い詰める→険悪・・・なので、何の解決にもならないし・・・
ま、いいか~で、なかったことにするしかないみたい。

*toroさま*
toroさんも・・・末期のがんのお母さんを看るというのは、
とっても辛かったと思うのですよ・・・

さだまさしの本に『眉山』というのがあって、
まさにあれに出てくる母親・神田のお龍、という強い女が、
母のイメージだったんですよ。
頭がしっかりしているから・・・自分の終末も決められて・・・
あれ読んで、「羨ましい~な」って思ったの。
ボケは悲しい。

しかし、死に方も選べないのが人生でもあるし・・・
憎まれながらもやっていかないとならないだろうし、
切り抜けの術も身につけたいと思っております。


by you (2008-04-26 13:53) 

nakasama

そだねー、うちも毎日そんなやりとりでした・・・というか、今でも・・・週に1日一緒にいるだけでやっぱりどうして〜?ってことだらけですよ、ヒドイときは旦那もぶち切れしてしまってます。
自分で着るものはコレって決めると洗濯して濡れてるものでも着てしまったり、チョコチョコ見守りして毎日言っていてもお風呂で使うタオルは毎日5〜6枚・・・
説明しても無理だな〜?って頭では理解してあげてるつもりでも、やってあげてる事に対して反抗的な言葉が返ってきたり、言い訳されたりすると、人間ですからね。仕方ないんですよね。
「なんで?なんで?って言わないでよー!自分でもわかんないんだから〜」と泣かれました。
ほんと言い争いみたいになってしまう毎日でした。
本人からどう思ってるのか聞いた事はないんですが、先日だんちゃんがはじめて聞いた事言ってくれまして。。。
「生きてきて1番の喜びはおとうさん(義父のこと)と結婚して3人の息子を授かったこと、2番目はnakaちゃんがうちにお嫁に来てくれた事なのよ〜」って言っていたそうです。
ガンガン言ってしまっても、気持ちは通じているから大丈夫なんですね〜^^
まぁ、そこそこ頑張れるかな〜なんて今日この頃でございます。
by nakasama (2008-04-28 13:18) 

you

*nakasamaさま*
nakasamaは嫁という立場ですよね。
よくやっているな~って思います。
私・・・義母だったら、できない! すぐに預けちゃう!(>_<)

家は、あんなに気の強かった人なのに・・・
ホントに変わっちゃって・・・確かになんにも言わないから、
言い争いにならなくて、無言のまま時がすぎることが多いかな?
何か聞いても「うん」で終わるし・・・
言い合いくらいになればいいんだけど・・・


そんなことを言ってもらえたら、じ~んときちゃうよね。
その言葉を思い出して、頑張るしかないですね。

by you (2008-04-29 15:03) 

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