SSブログ

お盆の入りに分かった事実! [ちょっと回想]

 

今日は13日の金曜日で、お盆の入り。

なんの脈絡もないけれど・・・

お盆を旧暦で行なう風習で育っている私達には、
この7月・新暦の盆は、なにか馴染まない。

父が亡くなって、もう47年になる。
三男だった父なのだけれど、当時は墓も建てられなかったので、
ふるさとの父の実家の墓に入れてもらった。

父方の長兄は優しい人だったが、
その嫁が・・・いわば、鬼嫁。

ある時、「この墓から出してくれ!」ときたもんだ。

そんな状態なので、疎遠もいいとこなのだが・・・。


ふるさとの風習で骨壷はない!
墓の下の穴にみ~んなまとめて、骨が入れられる。
いわばとっくに土に還っている状態。

私がまだ、子どもの頃の話なので、
あやちゃんから聞かされていただけのこと。
私が大人になってもあやちゃんはその話を悔しそうに言っていた。

大人な私が応対できれば、「だったら、私の父だけの骨を分けてくれ」
と一休さんのとんち問答のような反論ができたのに・・・とも思うことである。

優しい伯父も亡くなり、鬼嫁の建てた立派な墓石には
父の名前が刻まれてはいない。

 


そんなことなのだけど、今から数年前に、
母が念願だった墓を、妹のやすちゃん一家と隣り同士で購入した。

私は墓は・・・どちらかというと、あまり固執しない。
人生、何が起こるか分からない。
ここに一生住み続けるかどうかは分からないし、墓に縛られるのもイヤだと思っている。
私が死んだら、生前に好きだった場所に散骨してくれたら、それでいいし、
残された人達が、私を思い出した時が供養でいいし・・・

母はそれを知っていたので、一切の相談もなく、
車で約1時間の宗派も関係ない公苑墓地に決めてしまった。


どうしてもと言うなら、もっと近い所にもあったのに・・・と後悔もすることもある。

そこに父を入れたい(という表現でいいのか)というので、
ふるさとの寺に相談したところ、
骨はそんなことでないので、
墓の周りの土を持って帰るように言われ、
実際、そうして、骨壷の中に入れて、
お坊さんに新しい墓に魂を入れてもらう儀式も行なった。

新暦のお盆は馴染まないけれど、
買い物に行くと、なにかとお盆グッズが目に付く。

昨日、「お盆だけど、お墓参りに行く?」と聞くと、

「遠いからね~、行けそうにないわ~」と言うのだ。

その遠い墓を買ったのは・・・ダレですか?

 

そんなことで、省略的ではあるけれど、
小さな仏壇には花を買って、お供えしたのだけど・・・
お供え物も買ってくればよかったね~と思った。

水を取り替えるときに、
お供え物に、パックになった干菓子があった。
いや、気づいてはいたけれど・・・ま、いいかと。

何気にあやちゃんの家で習慣になった「賞味期限チェック」をしたら・・・

な・な・なんと~く("0")>

04年・・・3年前のだったよ~。


あやちゃんの気力のなさは3年前から・・・ということになるのかもしれないと思った。
気づいてあげられなくて、ごめんね。

もっともっと強引に病院に連れて行けばよかったんだね。

 

写真は風船唐綿(フウセントウワタ)
・・・記事とは関係ないけど・・・お盆のお菓子を思い出す形・・・かな?

 

 


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 2

うぃすぱ

親族がお墓の事で揉めたりするのは
何故なんでしょうね、うちも大好きな祖母の
墓は気の会わなかった祖母の長男の嫁さん
と一緒に入っています。
祖母の面倒は長男が見ていたのですが
嫁とも長男とも子供とも仲が悪く
一時、私の家で祖母と暮らしていました。

祖母が暇な時に椅子に座り一人で歌を
歌っていたのを今でも思い出します。
一緒に居た時間が大切な思い出で
一生の宝物です。

だからyouさんのブログは自分の亡き祖母と
重ねてみているのかもしれません
だからコメントを残したくなるのです
これからもスローライフ頑張ってくださいね♪
by うぃすぱ (2007-07-14 01:16) 

you

*UiSpa さま*
お婆ちゃんっ子だったんですね。
私もそうでした。
遠くに離れてしまって、してあげたいいろんな事ができなかった。

家族に子どもがいて、年寄りがいて・・・
そんな昔ながらの暮らしが、できなくなっていますね。
UiSpa は優しいですね。
by you (2007-07-25 19:15) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。