SSブログ
前の10件 | -

長くないよと言う。 [ショートへ送り出す前、帰りの時]


娘の入院、手術でショートステイに19日間も居たあやちゃん。
どう考えても長い。
入院10日程度だったけれど、私は何度も帰りたい!って思ったもん。

あやちゃんが帰宅した翌日24日、やすちゃんが家事をしに来てくれた。

その時にあやちゃんに「今回、長かったけど、大丈夫だった?」と聞いたようだ。

その答えは「そんなに長くないわ」というものだったそうだ。

そ~か・・・もっと長くてもいいんだな! と思った。




きっと、時間や日にち、曜日などの認識も薄れているんだよね。
その時、その時の積み重ねで、それは繋がらない。

部屋に時計はあっただろうか?
カレンダーはあっただろうか?
あったとしても、理解はできないと思う。

お風呂は1月22日に入れてくれたようなので、臭いなく帰宅した。
微妙に下腹に力が入る入浴介助、
術後なんで、入れてあげる自信がなかった。
でも~、
あっという間に下半身がぷんぷんとしてくる。
尿も便も・・・僅かだけどリハパンに付いていて、そこから臭う。

24日、26日と、下半身だけシャワーで流す。
トイレでリハパンを脱がす。・・・・この時のタイミングが難しい!!
隣りがお風呂なんで脱がせたらラッキー!
「なんで?」とか、考えさせる余裕など、与えない!
有無も言わさずあれよあれよ!と言う間に風呂場行き!
下半身だけ洗い流す。
ただし、ちっと寒いので、電気の温風ストーブは脱衣所につけてある。
今は、これが一番! 


今回の帰宅で、特に何かが見える・聞こえるとか
徘徊したそうに、出てしまうということもなかった。
以前、ヤバイと思った症状、あれはなんだったんでしょうか? と思う位になくなっている。

物忘れはひどいけれど、そんなに手のかかる認知症高齢者ではなくなっている。
ただ、家でも歩かないけど、この19日間、ショートで本当に歩かなかったんだなと思った。
ふらふらしている。
歩き疲れると、前につんのめり、結果、歩みが早くなることがある。
頭、上半身の重みで足が付いていく状態。
決して、いい歩き方ではない。そんな状態になってきた。




コメント(3) 

誰にも言えない術後の話。 [娘の事情]


toroさんに教えてもらった子宮摘出の手術をされた方の手記・・・
ためになりました。

入院前は揃えるもの・・・退院後は術後の生活や容態。
自分と比べたり、この先のひと月後、ふた月後、だんだん良くなることを頭に描けます。

あと、もうひとつご報告・・・
縫うのは、中は手縫いだけど・・・外側はホッチキスでした。
せっかく、アドバイスを頂いたのに、活かし切れなかったです。
手縫いでもいいよ!とも言ってくれたんですが、
ホッチキスの方がキレイだ!とか、言われちゃうとね。任せるしかなかったです。
主治医と執刀医が違って、なんだか、いくつか話しが違うことがあり、
その度にストレスでした。

 





辛かったのは、術前に出してもらった増血剤・フォロミア錠。
それが合わなかったようだ。
薬局からの「薬の説明書」にはなかったんだけど、
ネットで調べたら、稀に下痢、逆に便秘になるとある。
真逆な症状が出るって、ど~いうこと?

私の場合は・・・下痢までいかない軟便。
それが3日に始まった生理と重なって、もう、なにがなんだか分からない。
どうなってんの状態。
どんだけトイレに行けばいいの? 
赤と黒の人間ところてん器状態なのだった。

それでも、最後の2錠になっても、その薬のせいだと分からなくて、
10分の9日間は飲み続けていたのだ。


そして、手術に突入。

尿の管も取れて・・・
重湯のような食事が始まり、点滴を持って歩ける術後2日目?辺りから、
その続きのような軟便状態が続く。
1日に何度行くの私? 状態。
更に、出口付近に到達すると、その辺が非常に痛い!!

その痛みを早く回避したくて、トイレに行くとおでまし時はまた痛い!
シャワートイレがあって、よかった!
そんなのがない時代だったら、どうなっていたことか。


術後の痛みって、こういうこのなのか?
私の場合は排便痛。


傷口は特に痛くはない。あっと言う間に、痒くなったくらいだ。
咳はまだいい。風邪はひかなかったので、自分で弱にコントロールもできる。
問題は、突然襲ってくる、くしゃみ。これは痛かった。
あと、笑うのがね・・・見舞いの母友に、笑わせたら恨むから!
とか言っておいたのに・・・
自分で言ったことが可笑しくて、笑っている。
痛いのに・・・笑っていて、それがまた可笑しい。


摘出した子宮の前部分・・・以前は膀胱が圧迫されて尿意をもよおしたが最後。
急いで行かないと間に合わないこともあった。
寒さがそれに追い討ちをかける。

術後は、そんな尿意の症状は治まった。
・・・そうそう、以前はこんな感じだった!という感じで、
どれだけ圧迫されていたかが、よ~~~くわかった。


そして、後ろ部分は椅子などに座るときに、圧迫されるような痛みが、
座面・・・でん部からあがってくる。
これが意外と辛い。座るときに、「うっ~!」って声を出したくなる痛み。
まだ、続いている。

便意が1日6~8回はあって、治まる様子はない。
術後の症状ってことで、いろいろ調べるも・・・
便秘になったり下痢になったりと、個人差があるみたいだ。
個人差ある上に、あまり詳しく書かれているのがないので、
自分は異常なのか? と思われ心配になる。
「過活動膀胱」という病気があるけど・・・「過活動・・・腸?」

入院中も看護師さんに聞いてみたけど「段々、よくなりますよ~」という程度。
腸も動いているし、ガスも貯まっていないし・・・
便秘よりはいい! と思わないといけないのか?


便意をもよおすと・・・もう、我慢などできないし、痛いし。
このままでは、もう、どこへもお出かけなどとってもできない。
それと・・・うっかりガス漏れなどしてしまおうもんなら、
半径数メートルの人々に・・・ご迷惑をかけることになる。
それが理由で出かけられない。
今後の人生がそんなんだったら、どうしたらいいの?と思っている。

こんなこと・・・誰にも聞けない!
母友の中には、摘出したり手術した人がいない。


うんPやおならのことを相談するなんて、迷惑よね??と思いながら・・・
2~3日、悩んだ。
結果、nakasamaに電話で相談する。

やっぱり、個人差があるようだけど、ゆっくり治っていくようだ。
安心(o^-^o) ウフッ

今日で術後21日。

昨日は歩いても、お腹に痛みが響かなかったけど、今日は痛い。
まだ、その日その日で、調子が違う。

あと・・・入院中、夜に眠れなくて2時間位で目が醒めてしまっていた。

毎朝、朝焼けと日の出を見ていた位。

で、睡眠導入剤(アモバン錠7.5mg)を処方してもらった。
これが悪いのか?? 
点滴は・・・わからんけど、
ここの病院で出してもらう薬はことごとく合わなかったかも。


導入剤歴長いダンナがその薬を見て・・・「これ、苦味が残らないか?」と言う。

あっ! 言われて初めて・・・ああ、副作用なのか!って分かった。

水を飲んでも苦い。
何か食べても、最後に苦味が残る。
退院したらあれも、これも食べたい! って思っていたんだけど、
なんということですか? 何を食べてもあまり美味しくない。

薬は5日分だったし、それも1錠は残した。
とっくに抜けているはずなのだけど、どうしてなのか??
甘い、辛い・・・しょっぱいなどは分かるんだけど、その先の旨味・・・
それが、いまいち、分からない。以前とは違う感覚。
これって、味覚障害?? 治るのかな? 食いしん坊の私には辛いかも。

今は、導入剤は飲んでいない。
眠りの浅いこともあるけど、味覚がおかしくなるよりはマシだ。

まだ、排泄障害?と味覚障害? もどきが残っているんだけど・・・
これから、どうなるのかな??


さてさて、取り出した私のブツの感想ですが、
私は、写真でしか見られなかったし、
おそらく、ハサミで切って、裏返しになった状態であったので、
インパクトは弱い。


第一印象は・・・「ホヤ」。
大きさも似てる。
やっぱり、海のものなのね~な感じ。
頭の中のBGMは「パイレーツ オブ カリビアン」
出たな~~~なブツであった。

で、筋腫は白っぽく、球状で、
それはまるで、真珠のようであった(o^-^o) ウフッ
ホヤで真珠を作っていた・・・そんな感じか?


ただ、内膜症はかなり大きくというか、ぶ厚く。
子宮内の空間がない程になっていた。
腺筋症は、よく分からなかった。


卵巣は、MRI撮影時はのう腫と言われたんだけど、
開いたら、きれいだったと。
卵巣を誉められても、なんだかね~なんだけど、
そんなことで、
左右どちらも残っている。

今後も排卵はあるようなんだけど、出した卵を受ける子宮はもうない。
どうなるの?
・・・体内に吸収されるらしい。


排卵の度に・・・以前と同じ痛みがあるのだろうか?
医師の話では、徐々に弱くなるとは言われた。
男なのに、なんでそんなことが分かるんだい? 
みたいな素朴な疑問がわいた。

入院費はtoroさんと似たような金額。
事前に健保協会に限度額適用認定申請し、保険会社へもいくら出るか確認した。
保険がおりれば、黒字である。
年末年始で、問い合わせ先のいずれも休みだったのが・・・イラっ!だった。
年明け早々、やることが山積みだったので、
申請などはできるうちに早めに済ませておかないと、
あやちゃん、ダンナ・・・とうとう私も!
申請だらけで忘れてしまう。


用事があるし、自分の家に帰りたいのだけど・・・徒歩15分、歩く自信がない。
タクシーって距離でもないし・・・
脚力的には大丈夫かと思うんだけど、痛みが歩くたびに響くことがある。

とにかく1か月検診までは、いい子にしてろ! ってことなのだろうな。
冬にシャワーだけっていうのも案外辛い。
早く暖かい湯船に浸かりたい!!


コメント(3) 

痛みが通じたのか? [娘の事情]


娘の子宮摘出手術は無事に終わったです。
悪性であれば連絡あるし、それもなく、見た目もそんなとこはなかったようだ。


ダンナ様に「生ごみ」と言われたnakasama・・・なんて可哀想(ノ_-。)



家は、ダンナそういうのダメなんで、全くダメなんで、見たら倒れちゃうかもしれないんで、
先生には見せなくていい! と言ってあった。
やすちゃんも来る予定だったので、その役目はお願いしてあったけど、
男2人居るならって・・・やすちゃんは別の日に来てくれることに・・・

で、ダンナにその役が回った。
先生は、布で被せ見せないようにしてあったらしいのだけど、
「見ます」との反応に、ちっと驚きながらも見せてくれたらしい。
ダンナの目の前でハサミを入れられ、裏返しにされ、それを見たようなんだけど・・・
「女房の子宮になんてことをする!」みたいな気分だったらしい。

私の感想は・・・またいつか。
ま、ダンナにしては「よくがんばりました!」でした。


で、入院した6日の話。
夕方・・・ケータイ可能なゾーンで電源を入れると、
あやちゃんを預かってもらっているショートステイとケアマネから着歴。

直ぐに連絡をすると・・・
あやちゃんが熱はあるし、嘔吐も下痢もある・・・という内容だった。

ええええええ~~~~っ!く("0")>

認知症になってからというもの、何年も風邪ひとつひかず、
そういう症状はない丈夫な身体になっていた。


それが、ここに来て・・・なぜ、また、この日のこのタイミング?


タイムラグがあったので、今は提携の病院で診てもらっているとのこと。
病院に連れて行ってもいいか、確認をしたかったようだ。
いやいや、連れて行ってくれて、ありがたかったです!

本来なら、ご帰宅願うような状態らしいんだけど、
事情が事情。
明日、手術を控えてもう、後戻りもなにもできない!

それらを全部理解して、引き受けてもらったので、ありがたかった。

何度か様子を聞くために連絡をしなければならなかった。

その日は病院で点滴をしてもらい、帰って来たそうだ。
症状から「ノロウィルス」も疑われたし「インフルエンザ」だって。
でも、ノロの検査キットがないので、翌日、再度診てもらうことになったらしい。


翌日の手術当日は、とてもそれどころじゃ~ないし、
ダンナに任せた。


結果としてはノロでもインフルでもなく、
一時は部屋から出られないようにされていたようだけど、
疑い晴れて一過性のものであることが分かった。
2日後にはケロっとして、皆さんと一緒に過ごしていたようだ。

娘の人生初の手術に・・・何か以心伝心するものがあったのか?
と不思議なもんを感じないでもない。



また、身内が・・・亡くなった。
今度は札幌の叔父。
まだ、きちんとした連絡が入らないのだけど、脳出血らしい。
15日に入院し19日に。

あやちゃんの7人いる兄弟で3人目。一番、気が合う叔父だった。

札幌・・・大雪の道路を、ニュースで見る。
今の私にはあの道は歩けない!
転んだら、間違いなく下腹部が痛い! だろうな~と思っている。
考えただけで、恐い。

今日がもう通夜だという。

早いスケジュールに、やすちゃんも戸惑う。
もっといい季節に逝けなかったのか? 叔父上と思ってしまった。


コメント(5) 

穏やかな新年が迎えられました [ショートへ送り出す前、帰りの時]



あけましておめでとうございます。

12月30日にあやちゃんが帰宅し、年が明けて5日まで・・・
どういうお正月になるのか心配だったけど、穏やかな日々を送った。
ダンナは28日に既に実家に帰省していて、ぼんは本宅に一人。
とはいっても、彼は年末、休みなく30日まで働いていた。


どうやら、ワタシが清潔な生活をあやちゃんに求める事を諦めるといいみたい?
歯磨きも洗顔もしないし・・・股の中は・・・かなり厳しい臭。
3日、朝から臭うのでシャワーをお願いしたけど、無視。
「あんたが洗えばいい」まで言われる。
泣きが入る程の臭い。
翌・4日朝、イヤイヤお尻拭きで拭いて貰った。

お風呂は大晦日に・・・と思ったのだけど、
2日にやすちゃんの家にお呼ばれしたので、前日の元旦になんとか入れた。

薬も・・・イヤがれば無理には飲ませない。
飲まない方が機嫌がよい。調子もいい気がしている。





驚いたのはやすちゃんちでのこと。

チビちゃん2人を含むやすちゃんファミリー、家・・・と総勢11人が揃って、
それぞれが目まぐるしく動き、話し・・・賑やかである。
お昼頃に行ったのだけど、直ぐに帰ると言い出すであろうと思っていた。

ところが、新春恒例の麻雀の誘いに乗ったあやちゃん。
回路が繋がった!

デイサービスでも麻雀はやっているのだけど、
あやちゃんいわく「あそこで1度もやったことはないよ!」と言う。
・・・謎だ。

とにかく、チョンボをやらないか、後ろからこっそ~~り見ていたんだけど、
驚くほどの冴えわたり! 上がるし、点数を数える程。
・・・つまり「役」もすらすら出てくる。

第1戦は男性陣と、2戦は女性陣と・・・
どっちもあやちゃんは集中力切れることなく参戦。
結局、夕飯までご馳走になり、ぼんの送迎で帰宅。

その日はさすがに疲れたのか・・・夜も起きる回数少なく、熟睡。
こうなると、シモジモが心配だったけれど、それほど酷い漏れはなかった。


久々に従兄弟たち&嫁たちはあやちゃんを見たのだけど、
「どこがぼけてるの?」状態。
そこだけを見たら、酷い状態のあやちゃんを誰も想像できないと思った。

で、更に、そこだけを見て・・・「ダイジョブじゃない?」
など・・・言われると、介護者は傷つく。
「ダメだって、決め付けてない?」みたいなことをワタシ達が帰った後に、
従兄弟はやすちゃんに言ったらしい。

な~んもしてくれない親類のその言葉は・・・けっこう、むかつく!
だったら、2~3日、一緒に居てみろ! と言いたくなる。

ま~、従兄弟達には酷いあやちゃんより、
いい状態のあやちゃんが記憶に残ってよかったな~と思った。

っていうか・・・定期的に預けますから、麻雀療法をお願いします! 
って感じだ!!


そして、5日、ショートへ行く日。
今回、初めて、ワタシに大義名分があるので、初めてきちんと説明し、
合意できて行けると思っていた。
けれども、5分も経たない内に迎えが来ると・・・
「なんで行かないとならいのよ!」と始まった。
とにかく、断固としてこれは譲れない! 行かないとならないと諭し・・・
やっと行った感じであったよ。
でも・・・本人は19日間にもなるお泊まり会とは分からない。

しょうがない!


そして、ワタシは開腹手術に臨む。

あやちゃんには何度か手術のことを説明したけれど、
その度に、初めて聞くような会話になる。

筋腫だけでないと分かってから、
今まで我慢していた痛みが、急に一層痛く感じて・・・気分は病人モード。

3日、深夜から人生最後の生理が始まる。
数日前から腰もお腹も痛いのがピークになる。
思えば、ホントに長い期間の痛みだったじゃない?と思う。
これとおさらばできるんなら、手術は楽しみ・・・まではいかないけど、
怖さや不安よりは勝っている。

やっと自分の入院の準備ができる。
その前に、術後はベッドメイキングも辛そうなので、
あやちゃんの寝具、ぜ~んぶ洗って干した。

ぼんは年末に休めなかった代休で休みを取ってくれるようで5連休。
やすちゃんも来てくれる・・・と言う。
ダンナは自力で来られないので、もう、来なくていいって言ってある。

それに、摘出したブツ・・・これって、必ず見せるよね?
ダンナに聞いたら・・・できれば僕は見たくないです!って!(-。-;)
そういう物に超弱いダンナなのだ。

とにかく、悪性でないことを祈るか・・・。




今年は、あやちゃんと二人だけの元旦。

年末に、今年は猛暑で育っていないので送れないかもと言っていたホタテ、
北海道からはいくら・数の子、たらこ・・・卵ばっかだな~。
昆布・・・諸々・・・送ってもらった。

おせちは、京都から取り寄せ。

かわいい箱にぎゅっと35種類、詰まっていた。

P1012344.JPG

雑煮などは、いつもどおり・・・でもなく、暮れにぼんが秋田に出張で、
土産にもらった比内地鶏の出汁汁を使って、作ったので、楽チンであった。


コメント(4) 

ムスメ・・・手術を決意するの巻 [娘の事情]



2年半前に見つかったワタシの子宮筋腫。
もう、閉経するだろう! するだろう! と
痛みと出血の多さに耐えていたんだけど・・・終わらね~だよ! ヽ(`Д´)ノ

母友の中には、半年分のナプキンを通販で買いだめした途端に、
「あがり」になったという人がいまして・・・
「全く、余ったあのナプキン、どうしたらいいのよ? 捨てようかしら」
って言うんで、先輩母友
「大丈夫よ・・・もう少ししたら、尿漏れで使えるようになるから、
 取っておきなさいよ~!」と。


なるほど~。ためになります!

ワタシも半年分買ったら、終わりになるかな?と思っていたんだけど・・・


しばらく行っていなかった婦人科。年末に行きました。


結果、MRIで子宮筋腫だけではないことが判り、取ってしまうことにしました。


筋腫は4センチ1個と小さいのが5~6個。
けれども、子宮内膜症の一種らしい子宮腺筋症が6センチ。
左卵巣膿腫と三種混合!

問題は・・・
開腹手術なんで、入院だけで11日。
退院後も元通りに動けるには、しばし休養が必要。


母をそんなに長期でショートでお願いできるものか・・・
みんな、3か月前から予約してあるのだ。
10月に認定の見直しをしてもらい「要介護3」にはなったけれど、
利用できる範囲内の点数内かも気になった。


この際、特養・・・入れてくれませんか? って、言ってくださいとケアマネに頼む。


それでも、1月下旬はダメだけど、上旬の取れていなかった日が取れて繋がる。
それで19日間、お願いできるとの返答。
点数も介護保険内で大丈夫だとのこと。


なので、年明け早々、スッパリと切って取ることにした。


いろいろあった今年の後半・・・いろんなことが動いているんだと思う。



15人居る従兄弟の中で、初めて一人、天に召されてしまいました。

余命1年と言われてから3年。
頑張ったのですが・・・25日のことでした。

もう、いよいよ最後の治療という段階で、
母親である伯母をみている次女が病院へ連れて行ったそうです。


伯母もかなり認知症が進んでいるんだけど、、
従姉にすれば、それでもお別れをさせてあげたかった。

けれども、まだ意識がはっきりしている本人に、怒られたって・・・
泣きながら、電話がかかってきた。

どちらの気持ちも理解できるだけに、切ない話。
それから5日後、息を引き取りました。

海を渡った北の大地・・・葬儀などは年末でこんな時期なので、行けなかったのですが、
従兄弟の世代も、そんな世代になったんだな~って、思う年の暮れですわ。


30日に帰宅したあやちゃんは、今のところ、ごきげんさんです。
怖いんで、歯磨きとか顔を洗うとか・・・トイレのことなど衛生面のことが注意できません。
お風呂も・・・

それで、表情がころっと変わったら・・・せっかくのお正月が台無しになりそう~。

なんとか、平穏に過ごしてもらいたいです。 これでいいのか?な気持ちもあるんだけど。


調子のいい時に、病気なんで入院して手術するから!
という娘の事情だけは話した。

この後、何度か言わないとならないとは思うんだけど、
ご本人、それで来月19日も連泊することは、ご本人、まだ知らない。


       PB231962.JPG


コメント(2) 

驚くほどにいいこちゃん。 [ショートへ送り出す前、帰りの時]


20日にショートから帰宅し24日までの4日・・・
前回の帰宅した人と別人のような穏やかな人になって過ごした。

返事もするし、ありがとうの言葉もあるし・・・
ショートに行っている間、2回もお風呂に入ったそうだ。
すごい! 奇跡!!


21日はデイだったけれど、行かないと言っていた。
けれども、電話がかかってくると・・・自分で出て「うん、うん」と返事をしていた。
代わってくれないので、どうなったか疑問だったので聞くと、
「だって、迎えに来るんでしょ?」と答えになってはいないけど、行く気になったらしい。


22日はやすちゃんが来てくれることになっていて、
3人で過ごせば・・・間が持つ。
お風呂に入れるにも促してもらえるし、助かる。
いやいやながら、強い拒否もなく入った。

私とやすちゃんが話しをしているのを聞いて、笑ってもいた。

23日は祝日・・・ダンナも家に居た。
ダンナにも優しい言葉をかけるあやちゃんであった。
それにダンナは「あんなに優しいのに・・・なぜ?」と涙する。

午後、ポーカーを3人でやる。初の試み!
あやちゃんが仕事をしていた頃、昼休みのちょっとしたギャンブルだった。
チップを何にしようか? となった時、何がいいか・・・
小さくて沢山あるの・・・
あやちゃんが「綿棒」と言う。おお~~、それはいいかもだけど、
使えなくなるのも困る。
あやちゃんの財布から出て来た1円がいっぱいあるんで、それにした。

切って、配るはできないけど・・・ゲームはなんとなく覚えていて、楽し気ではあった。
チョンボはあるものの、結果、大差なし!
ほめちぎった!!
いい時間つぶしにはなった。
・・・と思う。でないとこっちが報われない。



結局、穏やかに過ごてほしいと思えば、こっちがいろいろと諦めるしかないのかと思った。
最低限5大習慣である。

「お風呂」今回はOKだったけど、たまたまなんだね。
「歯磨き」
「洗顔」
「投薬」
「トイレ」使用方、リハパン、尿パット周辺。

これらを注意したり、促すことで拒否・無視・「うるさいっ!」があれば、
もう、一切、言わないことにした。


これでいいのか? 


歯もね・・・心配なんだけど、伝わらないんだからしょうがない。

トイレも、ギョェ~~!! って思うことは何度かあったけど、
着いていってあれこれ言うと、スイッチが入りそうだった。
何度かは「うるさい!」って言われたけど、鬼婆スイッチはギリギリのとこで入らなかった。


そして、さっき、ギリギリまでショートだとは言わない、言えない私。
ドキドキしながらお迎えタイム。

なにも言わず、車に乗って行った。

当初は26~30日の予定だった。
でも、酷い症状の時に、なんとか前倒しで取れないかケアマネ経由でお願いした。
キャンセル待ちで24日から可能になった。

施設でのクリスマス・・・
24~30日、ちっと長い。
今回みたいにいいこちゃんだと可哀想になる。

でも、しょうがない!

PB021930.JPG

さて・・・


クリスマスイヴの産婦人科。
これって、空いてると思わないかい???

お腹の筋腫が痛い・生理が重い。
ヤバイ気がしている。

そんなことで、今日、久しぶりに検診へ行く!!
絶対に行く!!

そう決意している。

午後から、猫と荷物と余っている食料を持って、自分の家へ帰る!
年賀状もやらないと!


コメント(2) 

ものを隠す [奇行・笑行]


ものを隠すという行為がはっきり現れたのは9月から。
とうとう来たか!? な感じだった。

隠すと自分が困るもんばかりなのにねぇ~。
そして、本人に隠した記憶がないので、困りもの。

杖、室内履き、眼鏡、ヘアブラシ、バッグ、家電のリモコン・・・
たいしたものではないのだけど、ハサミ、包丁になった時はヤバイと思った。
リモコンも困るけど、意外に困ったのが爪切りだった。

使いやすい爪切りってある。
あやちゃんちのがそれで、それ1個だけだった(というか他に探せなかった)。

なので、それが無くて、爪が切れない。
あやちゃんの足の爪がすごい!!

私は水仕事が増えたからなのか、
爪はボロボロになって、勝手に折れるけど、爪の横の皮が硬くなって、気になる。
むしると剥けすぎて血が出て・・・その後にしばらく痛い!

我が家から持って来ようと思いつつも、
その場になると忘れてしまう。
買うのもなんだし・・・ってことで何度か困った。

結局、我が家から持ってきてすぐ・・・
違うものを探している時に、箪笥から出てきた。

            隠し場所はここだったのかいな? ってなもんだ。

出てくると次々と出てくるもんで、
和箪笥にもサイドボードからも粗品で貰ったものだけど、
新品の爪切りが3つも出てきた。
                 ・・・そんなもんだ。


かわいそ~~と思うのは、腕時計と指輪。
どちらもぼけちゃってからも愛用する・・・執着する物だった。

時々行方不明になるものの、無くさないのが不思議な位だった。
数々ある指輪はサイズが合わなくて、
小さなルビーとエメラルドがついたその指輪だけはサイズ直しをしたもの。

それを隠し始めた。

貴金属は困るね!!

特に指輪って小さいものだし、探すのは大変!
そして、買うにも同じモノはない。
これで代用ね・・・って、そういうもんじゃ~ないような思いがこもっている代表選手?
・・・そんな感じ。


なんとか、見つけ出したんだけど、
丁度、初めてのショートステイ間近の頃。
入所の説明書に「指輪などの貴金属はしないでくれ!」と書いてあった。
時計もしかりであるの~。

この際、もう、それらのアクセサリーは、一切つけないことにした。

あなたが隠して出てこないのよ・・・まだ見つからないの。
それで通している。

言ってみれば、鬼娘に取り上げられた? そんな感じなのであるよ。

家に帰って来た時にはしてもいいけれど、
結局、ショートに行く時にはできないので、
それをどう納得してもらい取り上げる? 預かるか・・・
素直に渡してくれるとは思えない。
そのやり取りに骨が折れそうだったので、記憶から抹殺してしまおうと思った。

結局、ショートでも夜に杖などを隠し、施設でもそれに気づかず、
何度か帰宅後に届けてもらったことがある。
ベッドと壁の隙間に巧妙に隠すらしい。


現金も不要とあるんだけど、財布に何も入っていないのも可哀想・・・
実際、財布が気になると、何度も何度も中味を確認する。

なので、初回、1000円札1枚と小銭を入れたんだけど、
結局、札はどっかに隠したらしかった。
たとえ1000円でも、現金がなくなるのは双方気分がよろしくない。
結果、財布には小銭しか入っていない。45円位か??

今も、時折、財布を確認することがある。
何度も、何度も・・・
その度に「どうしてお金が入っていないの?」と言われたら、どうしようって思ってドキドキする。
でも、そんなこともない。
入っていない財布を見て、何を思っているのかな?
私には分からない。


結局、そうして隠すことで自分の世界を狭めてしまう。
哀れである。
幸いなのは、思ったほど、指輪のことも腕時計のことも言わない。
ほっとしている。


高い、安いを含めて、たくさんのアクセサリーを持っている。
愛した宝石。
ボケてしまえば、そんなのもなんの役にも立たないってこと・・・
モノって、なんなんだろ?? 
いつかは我が身??


あやちゃんがボケてからブツ欲観が大きく変わった。

       PB231973.JPG


今は、隠されて困るものは、取り上げ、
手の届かない上かしゃがめないので下にある収納に安置してある。
あやちゃんにすれば、娘に譲れて・・・と思っていたと思う。
男の子よりもそりゃ~、譲りがいがある。
でも・・・
指輪にしても、石が大きい。
・・・銀座のクラブのママがするようなのが多くて、
私好みの物は少ない。

「貴金属、安く買い取ります!」のチラシが多い・・・歩いてすぐの所にある。
いざ、困ったら売ってもいいと思っているけど、
困った時に、思っていた価格より低かったらどうしよう? 相場ってもんが分からない!


一体、どれ程の値段が付くのか・・・
獲らぬ狸の皮算用にならないよう・・・
一度、見積もりに出してみようかな? な~んて思うことがある。


コメント(3) 

ダンナに暴言 [驚き語録]



結局、昨日は午後4時まで洋服のままベッドで寝ていた。
何度もトイレに起きるので、その度に椅子に座って、テレビを見ませんか?
声をかけるけれど、眠いらしい。
かといって、熟睡しているとは思えないし、
あんまり寝ると夜に眠れなくなるよ~と言っても、
「大丈夫!」と・・・

引きこもるといっても9月のようにベッドにへばりついて、
トイレにも行かずもらし放題! 食事もしないというのとは違い、
トイレに起きて声をかけると、普通に返事もあるし、
なんといっても食欲だけはある!

お昼も食べ終わってすぐにベッドへ!

寝てたら、お腹も空かないでしょうよ! と思うんだけど、
夕食、普段は6時頃・・・でも、私はそれが辛い。早いんだよ!
少し遅くてもいいかな? と期待をして
お腹すいた? と聞くと「すいた!」と・・・

動かずとも、腹は減るか・・・

内科主治医からも食欲はある?? ・・・そう・・・
「生きる力があるんだね~」と長生きを太鼓判!


ショートでの報告を読むと、
引きこもっている訳ではないんだけど、部屋に居ることが多いとある。
あんまり他人との関わりは持ちたくないらしい。
いろんな理由が考えられるんだけど、自分はぼけた他の人とは違う!
そんなことなんだろうか?
部屋に行っても、特養やグループホームと違ってテレビはない。
なので、何をやっているのかな?と思うが、寝てるしかない。
ショートと自宅が混乱しちゃったのかな?とも思えた。


昼食も夕食も「おいしかった」と感謝の言葉があって、
それに驚いたのだけど・・・

そして、トイレに大きなうんちょすが床にボットン!と落ちていて、
最初は、それが何なのか・・・分からないほど混乱しちゃったんだけど、
不思議とリハパンには付いていない。
まるで、便座からワザとお尻をずらして、床をめがけてやった!
そんな感じだった。

拡散していなかったので、助かった!





あんなに寝ても21時30分にはベッドに入ってくれた。

その後にダンナが帰宅。

私が隣りの部屋で用事をしていると、なにやら声がした。
何があったのか?

ダンナに「あんた誰?」と言ったらしい。

「毎日、私の家になんで来てるの?」と始まっていた。

ダンナは困り顔であやちゃんは鬼の形相だ。

なんのスイッチが入ってしまったのか?

「誰? って、私のダンナさんでしょ?」

「なんで、ここに居るのよ?」

「なんでって、お母さんが一人で暮らせないから・・・
 でも、私がこっちに来たら、食事もないし、だからでしょ」

何をどう言っても、どうにも収まらない。

「私の家なのに、知らない人がいっぱい来て!」とも言う。


「毎日、毎日、知らない人が来て!」と言うが、そんな・・・最近は誰も来てないですから!

「この人は知らない人じゃ~ないでしょ?」

何を言っても気に入らないようで、杖で私を叩こうとする。
叩いてみろ! と言ったら、ホントに叩かれた!!

ベッドへ行き、部屋の扉を閉め、理解してもらおうといろいろ説得するんだけど、
聞く耳持たず!

「私は一人で暮らせるわよ」「なんでも自分でできるわよ」
「なんで、あんたも来ているのよ」「帰って頂戴!」


じょ~だんじゃない! なにもできなくて、昼夜も分からなくて、
幻覚・幻視まで見えて、
うんことしっこまみれになって倒れてたし、トイレもきちんとできないじゃない!
なんでも隠して、隠したことも忘れて警察も呼んだじゃない!
いろんな人に迷惑かけているじゃない!
もう、ぼけて、認知症なの!
それを認めたら???
家なんか、息子も今も家でひとりで、家族バラバラ! めちゃくちゃなのよ!
うんざりなんだから!

不毛の言葉を槍のように浴びせてしまった。
理解しないのは分かっていても、こっちだって溜まってるんだ!

私に険しい言葉を吐くのはいい。
でも、ダンナにまでは止めてほしい。

ショートから帰って、まだ2晩目・・・
結局、お互いに不快な思いを引きずって、あやちゃんはベッドで横になった。


ダンナは・・・「やっぱり、俺が居ることがず~っと気になっていたんだな」と
あ~だこうだと、いろいろ分析する。


くら~~い!

暗すぎる!

~分析してもこの病気はしかたない、意味がないと思うよ。
 私もいいことがあると、あの効果かな?
 悪いと、あれが悪かったのかな? それとも・・・って分析したくなるけど、
 考えても意味ないほど、その時、その時の刹那な時間で、
 言動には正常な繋がりは、もうないんだよ。
 
 長い人生のいろんな体験でいろんな引き出しがあって、
 それがいいことも悪いこともあって、
 どの引き出しから、いつ何が飛び出すか・・・
 想像できない・・・
 
 なので、そう考えすぎて、
 よくなるなら、よかれと思って、どうしよう?とか考えることに何も意味はないの~


という事を語り合った。


どうしたらいいんだろう? とも言う。
どうしてもあやちゃんの満足する奔放な暮らしは、もう望めないの。

そんな夜は要注意!!

外に出ないようバリケードをいつもよりハードにし、
ハサミ、包丁を隠した。

その夜、あまりトイレにも起きない。

翌朝、リハパンがすごいことになっているかと思えば、
尿漏れパットも・・・どっちも案外濡れておらず。    不思議ちゃん。

ダンナと鉢合わせになっても「おはよう」と、
昨晩あったこと、言ったこと、なにもなかったような穏やかな朝だった。

                              ・・・ほらね、何も憶えてはないんだよ~。


けれども着替える時に

「さっきもいろんな人が来てね~」と言う。

「それって、夢じゃない?」と応えるんだけど、

「そんなことないわ。あんた達が気が付かないだけ」と言う。

「そう? でも、誰も来ていないし・・・」

「もう、いいわ」ってな感じだ。


本来、今日はデイサービスなんだけど、
今日のプログラムは外食しデパートでお買い物。
歩けて、比較的元気な人向け。電話の向こう側では休んで欲しそうな感じだ。
なので、休むことにした。

そして、外に出たがる。


また、長い1日が始まっている。

       PB231986.JPG


コメント(2) 

笑っている~ [ショートへ送り出す前、帰りの時]


ショートステイを始めて、私は余裕がもてるようになった。
自分を取り戻すことができた・・・そんな風に感じる時間がある。

ショートはありがたいんだけど、送り出す時、ドキドキする。
帰って来る日は、朝から、やっぱりドキドキする。
どんな風に送り出そうか・・・どんな感じで帰って来るのか・・・
その度に自分でも信じられないドキドキに襲われて、
身体に悪いよね~って思うのだ。

昨日の戻りもドキドキしたけれど、案外、機嫌よく帰って来た。
その日にお風呂にも入ったそうだ!

ただ、帰ってから5分おきに連続5回位、トイレに行く。


そして、いつもの様に自分の椅子に座って、テレビを観ている。
「笑点」を見て、声を出して笑っている。
フぁーちゃんを見ても笑ってくれる。
久しぶりに見る「笑い」という感情だった。

それから、夕食。
ショートでは一体、どんなものを食べているのか・・・
これが、分からない。
ひと月のメニューを出してくれると、いいんだけどな~。

あやちゃんの好きな肉! ステーキにした。
「おいしい!」とも言う。
いつもは、むっつりして、旨いんだかマズイんだか、分からない表情で黙々と食べるだけ。
小さなことで、喜んでみる。

この頃のあやちゃんのブームというのか・・・?
やたらと首を左右に振る。
左右の間に、上下があって、誰かにうなずいているような症状。
それと、両手でリズムを取るように、椅子の肘掛けをトントンする。

なにか不安なことがある時に出るようなのだけど、
気になるので、今度、神経内科で聞いてみよう。

ただ以前、首が垂れ下がったり、
歩くときにのけ反るなど気になる症状があったけれど、
流行のように一時的な症状で出ては消える。




歯を磨かない・顔を洗わないで寝るのは心残りだけど、
言えば、また摩擦が生じる。地雷は踏みたくない。
結構、がんばって起きていて22時頃、ベッドに入った。


夜中も、何度も何度もトイレに起きる。

朝、尿もれパットは自分で取り替えて、ビニールに入れて床に置いてあった。
偉いわ、あやちゃん。
でも~~、あんだけ行っても、もれちゃうんだね~。

翌朝(今朝)、なかなか起きてこない。
トイレの度にそろそろ起きようか?と聞いても、
「今日は何曜日?」


「月曜日」・・・


「日曜日でしょ?」


「いや、月曜日だよ」

日曜日だと、休み! という構図があるようだ。

置いてある新聞の日付けと曜日を見る。

「日曜日じゃない」


「いや、月曜日なのよ~」

「じゃ~、新聞、取って来て!」

「それが、今朝は休刊日で・・・新聞ないのよ」

そんな同じ会話を何度も何度もする。

あ~~~、なんであやちゃんがまともっぽい時に限って、休刊日なんだよ。

休刊日に限って、なんでまともっぽいんだよ~~!

前の日の新聞の「休刊のお知らせ記事」を見せて説得を試みた。
でも、読みもせず、「はい、はい、分かったわ」って。


とりあえず、朝食だけはとってもらい、起きてもらう
筈だったけど・・・・その後もベッドイン! 

朝の薬も飲ませられない。

そんなに寝てたら、夜に眠れないよ~と言っても、
「いいの、大丈夫」って・・・私が困るんですけど・・・

こうして、寝たきりろ~じんになっていくのか??

       PB021923.JPG


10時45分、ベッドに置いておいた服を自分で着替えて起きて来た。
どんな1日になるのか・・・

・・・と思ったら、トイレの後に、また、服のままベッドイン!




 


コメント(1) 

トイレの怖い生き仏さま [シモジモなこと]



「トイレの神様」が人々の涙を誘っているらしい。
家にはそれはそれは怖い、生き仏さまがいる・・・。


他人がトイレの中でどうやって処理をしているのか・・・
それはプライベート中の超プライベート。
覗きたくもないし、覗かれたくもない!!

しか~し、そうも言っていられない状態。

介護で何が辛いかと聞かれたら、それは・・・それは選べないけれど、
「臭い」が1番かもしれぬ。

トイレ介助ってさ~、どこから、どこまでが介助なの?
どうしたらいいの?
きっと、その人の症状によるんだけど、
今は、自分ではきちんとできている…なのに、なんでうるさく言われないとならないの?
そんな状態。

拒否されて、「うるさい!」とか言われたら・・・
どう言葉かけして、どこまで手を出したらいいかわかんないよ!
でも、諦めてしまうと・・・とんでもないトイレになって共有することができなくなる。



時々、うんちょすを失敗する。
失敗してもいい。
問題は次なのだ。

床に落ちたり、下着(今はリハパン)にくっついたり、
便器にくっついたり、手についたりしたブツの始末をきちんとしないと大変なことになる。
室内履きで踏んで、部屋中に拡散させてしまう。

それの片付けも私だ。
なのでそうなる前に食い止めたい!じゃないかぁ?

なので、進んで、うんちょすの時は教えてほしいんだけど、
まず、望めない。
なので、いつうんちょすなのか・・・見張っているんだけど、判りにくい。
せめて、失敗したらSOSで呼んで欲しいんだけどさ~~。


そして、しっこなんだけど、多い時は5分おきだったりする。
最低でも1時間に3~4回は行く。
夜中、2~3回の時もあるんだけど、多い時は1時間おき。

なんで? トイレが臭うのかな??
水洗トイレなのに、昔のお便所のようだよ。
ドアを開ける時に、ドキドキする。


1滴でもリハパン以外のなにかにつくと、マジ臭い!
リハパンは5回分OK、それプラス、50センチ位の尿もれパッドを併用している。
これは、ショートから戻って来たあやちゃんがやっていて、
こ~~~んな長いのがあるんだ~って、感心したのだった。
でも、漏れる尿、溢れる臭気!!

幸い、9月におかしくなってから、リハパンへの移行は抵抗がなくて、
それはとてもほっとした。


初めの頃、まずは観察ね! 原因解明しなければ対策は講じられない!

トイレの度に、着いて行くことに・・・

・ズボンとリハパン・・・前は膝まで下りているけれど、
 後ろが・・・便座より上になっている。便器の中に入っているのだ。
 その為にしっこなどなどが後方にひっかかってしまうことがある。

・上記が下りていないから、足が開かず、きちんと拭けない。

・トイレットペーパーをほんのちょっとしか使わない。
 ほんの少し、これってなんで? 昭和一桁女のサガ?
 なので、しっこなどなど・・・手に付かないですか?

・拭き方・・・私は沢山の紙を使って、そ~~っと抑えるだけでいい!
 って言うんだけど、前後にごしごしこする(*ーー)
 尿素、広げてない?

・トイレットペーパーを挟む癖があった!
 これは伯母もそうだって聞いたことがあるんだけど、
 リハパンと尿パットして、更にトイレットペーパーをきちんと折って挟む。
 ところが、これがよれて、部屋のいろんな所に落ちてしまう。
 挟んだ所にへばりついてしまう。

・そして、そのはさんだ紙なのか、ふいた後の紙なのかをトイレの中や、
 出てすぐの所に放置してしまうことがある。

 ~少し前、ひとり暮らしの時に、その悪癖に辟易した。
  何度言っても、お願いしても止めない。
  出てすぐのごみ箱に入れてしまうので、
  玄関を開けるとその臭いが充満していた。
  しかたなく・・・対策として、
  トイレの中に蓋付きのごみ箱を設置し、そこに捨てるように言い渡した。
  行く度に片付けることにしたんだけど、
  その蓋を開けるともの凄い臭いが鼻を目をつく!!!

  おまけにペーパーはそこに入れるもんだから、流さない。
  これも、頻尿で頻繁に行くので、水がもったいない! と思うのか、
  結局、その確認はボケボケちゃんで、できなかった。

  なので、今回、トイレも便座から立つと自動で流れるものにした。
  シャワートイレにリフォームもした~

・そんなことで、手にもしっこついてないですか? 疑惑がある。
 手を洗う習慣も失われていた。
 ドアノブも触るのがイヤになる時がある。

・トイレもその前の洗面所も、近くの玄関の電気も24時間、つけっぱなし。
 紙はもったいないけど、電気代はもったいなくないらしい。
 けれども、換気扇はつけない。
 なので・・・くちゃい。


観察の結果、上記の改善が望まれた。


さぁ~~、困ったどうしよう!!
今更、トイレのやり方など、誰だって指導されたくない!
まして、自分ではちゃ~んとできていると思っているワケだからさ~。

トイレをリフォームした。
あやちゃんには初めてのシャワートイレ、
それの説明で、何度か実技指導ってことで、
それに便乗したトイレトレーニングのやり直し。


けれども、言えば言うほど、パニックになるのか、
それとも嫌がらせなのか??  失敗ばかりする。

リハパンを下ろすのは、便座に座る位置に行き、直前に下ろせばいいものを・・・
何歩か前で下ろして、のろのろ行くもんだから、
間に合わなくて、床に漏れたり、リハパンに漏れたり・・・私の手にだったり・・・

結局「うるさい!」って怒られしまって、もの凄い拒否をされてしまった。


きちんとできていればいいんだけど、何度、教えても覚えることはなかった。
結局、今もあやちゃんのトイレスタイルは変わっていない。

しかたないので、トイレに行く度に、耳を澄まし音を聞き、
お困りごと(うんちょす大失敗!)がないかを見極めている。

失敗くさいな~と思えば、すぐに飛んで行く。
「あっ! そこに付いている!」と言うと、
普段はスローなあやちゃんなのに、そういう時の動作は早い。
直接手で触るから、困ってしまう。

お尻拭きのシートで拭いたり、拡散しないようにしている。
あんまり酷くて、シートで手に負えない時は、
隣りがお風呂なんで、有無も言わせず、そこへ連れて行き、洗い流す。
そんな時の目はとても虚ろ・・・。
何が起こっているか、分からない感じ。

うんちょすではないけれど、お風呂に入らないで、
かなりヤバイ臭いがする時も、リハパンを脱がせて、
無理無理にお風呂で下半身だけ、ボディシャンプーで洗ってもらう。
これは、朝、起き掛け・・・比較的、抵抗なく3度はできている。

便座から離れると、6秒後に自動的に流れるトイレにしたので、
流し忘れっていうのはなくなったんだけど・・・
流れる水量は半分以下にはなったはず。
けれども、水道代が3倍位になった。

これは、私達が増えて、使う量が増えたってことなんだけど、
水道局から・・・「ダイジョブですか? 水漏れとかありませんか?」と
請求書と検針の時にされてしまったです。

あやちゃんが座る、専用椅子とダイニングの椅子・・・これにも、悪臭がしみこんでいた。
悪いが、そこには、使い捨てのペットシートを敷いた(犬猫用のトイレシート)。
それにも幸い、抵抗なかったんで、よかった! という感じだ。
臭いが付いたら、捨てちゃう!!



PA271885.jpg

今も、拭いたペーパーを流す時と流さない時がある。
・・・1日に数回・・・トイレの生き仏さま自らの忘れ物が、トイレに供えられている。


コメント(3) 
前の10件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。